長良川鵜飼・小瀬鵜飼に用いる鵜籠に代表されるように、この美濃の地には伝統的な生業が受け継がれ、その傍らには今も地元で作られた竹籠などの道具があります。私たちグリーンウッドワーク協会 竹部会では2010年から関市の竹細工職人・石原文雄氏の指導を受け竹細工の基礎を学び、様々な籠類を作って、多方面で活用していただいています。また多くの人たちに竹細工の魅力を伝えながら、この地に伝わる知恵と技を次の世代に繋いでいきます。
石原 文雄氏
昭和10年生。岐阜県関市在住。
15歳で父親に弟子入りし、親子2代で鵜籠作りを担ってきた。
「竹部会」は竹細工の技術継承及び普及を目的に、「体験講座」「竹林整備」「調査・研究」「受注制作」「竹細工教室」の活動を行っています。
体験講座では、竹編みを体験する2~3時間のものから、青竹を割って竹ひごを作るところから全ての工程を2~3日かけて体験する本格的なものまであり、出張講座も行っています。また竹細工に向いた良い竹材を育てるための竹林整備や、美濃地方を主とする昔ながらの竹細工製品の調査・研究、鵜籠を代表とする伝統漁や伝統産業に使われる竹籠等の受注制作なども行っています。
ブログでの活動報告
鍋敷きを作ろう
竹という素材に触れて感じる竹編みの入門編。(所要時間:2時間)
ミニ鵜籠を作ろう
竹細工の基本の編み方の一つ「六つ目編み」を編む講座。
(所要時間:5時間×2日)
そば笊を作ろう
鉈と小刀を使って竹ひごからつくる本格講座。
(所要時間:6時間×3日)
竹細工の体験講座や出張講座もご要望に応じて実施しています。
また、伝統産業に使われる竹籠などの受注制作も承っております。
ご希望の方は、下記の竹部会宛問い合わせフォームよりご連絡・ご相談ください。
竹部会 工房
〒501-3701 岐阜県美濃市2632番地1
女性商工会館[美濃市番屋2号館]1階
NPO法人グリーンウッドワーク協会 竹部会
▶︎ gww.take@gmail.com